翌週11/23(土)
現場で体験した子にしか分からない
体験先の魅力を伝えるポスター作りとプレゼンテーションを「振り返り」として行いました。
違う学校、異学年の児童が、
同じ興味を持って、体験、取材してきた仲間として協力し合い、子ども目線で体験先についてPRをします。
これは、取材を含め
「社会人基礎力」(前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力)が自ずと付く振り返りです。
前週11/16の体験先での「みんなの活躍」の様子(見守りボランティアが撮影)
をスライドショーで共有。
開始前まで早く来た保護者の方にも見てもらいました。
開始後、感想を聴くと「楽しかった」に全員が挙手。
「緊張した」や「大変だった」にも少数手が挙がりました。
写真と共に、各お店の方からの振り返りアンケートのお褒めの言葉を伝えて
宿題だった
お礼の手紙を封入する封筒に「あて名書き」をしました。
お世話になった方へお礼状を書くこと、あて名書きもキャリア教育の一環です^^
その後、各自ポスターの制作へ。
学校の授業の2コマ分、1時間半で協力して完成させることを目標にそれぞれ、アイデアを出し合いながら作っていきます。
写真を並べて構成に時間をかけるチーム、
どんどん描き進めるチーム、
取材ノートを見ながら話し合って進める所
一緒に考えて悩みながら真剣な表情で協働作業を進めていました。
45分の授業2コマ分の1時間半という時間内で、
「わー!時間が!」「きゃー!あと30分?」等と言いながら、精一杯力を合わせて作りあげていきました。
1時間半後、保護者と今回の参加事業者2社にも部屋に入って頂き、発表へ。
発表前には、聞き方、伝え方について、どのようにしたらいいか?みんなで一緒に考えて
出てきた意見をホワイトボードに書き出して、発表の場へ進めました。
いよいよ発表!
2分の長さを体感しながら練習をして
得意な子だけでなく、チーム全員が発言することを約束として伝え、
主体性を育むため挙手してもらい、挙手順に進めました。
今年も「一番にやります!」という勇気あるグループがありました。
各チーム、全員が
精一杯伝えきりました。
また、この制作発表の場には、ボランティアスタッフとして、
就労支援で出会った元引きこもりの若者たちがマイク係やポスター持ちなど担当していて
数年前から彼らの現場研修となっています。
皆様、ありがとうございました。
無事に終わって、一緒に頑張った仲間と記念撮影。
子どもたちにマイクを向けて感想を聴くと
「達成感がある」
「お店の人の魅力を伝えることができた」
「この仲間で良かった」
「他の体験先のことも知ることが出来てよかった」
保護者からは
「素敵なお店を知ることが出来た」
「子どもたちの発信力がすごい」などの声を頂きました。