10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」

2023年6月25日(日)
お陰様で団体設立10周年を記念して
30周年記念の中央図書館さんとコラボで
教育シンポジウム「希望のチカラ」開催しました。
10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」
上最後に撮った、基調講演玄田先生とスタッフの写真

ご来場下さった皆様、ありがとうございましたラブ

10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」
上この告知用チラシは、障がいのある方が就職のために通う「就労移行ITスクール浜松」の女の子が作ってくれましたハート

会場は磐田市のアミューズ「豊田ゆやホール」
開場時のBGMは、合唱曲「希望という名の花を」

10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」

お祝いにお花や本を頂き、感謝感激。
受付に飾り、お花は打ち上げ後にスタッフみんなで分けさせて頂きました花

基調講演は、
東京大学社会科学研究所の教授で、経済学博士の
玄田有史先生

10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」

東京大学社会科学研究所玄田先生のページはこちら

労働・経済やキャリアに関する著書が多数あり
「ニート」とい言葉を日本に広めた方で、「希望学」の研究者です。
10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」
10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」
10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」
上中央図書館での玄田先生コーナー

NPOを立ち上げた代表の山浦が
著書「希望のつくり方」「14歳の仕事道」に感銘、影響を受け、その方法に沿いながら活動をしてきたため
10周年記念にはお呼びしたいと思っていました。夢が叶いました。

磐田にいらして1時間の間に、外へ出て、
冒頭はその磐田の感想からお話下さり、楽しいお話がスタート


「希望とは」
研究されてきた内容を多岐に渡って、時にはホワイトボードを使ってお話してくださいました。
10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」

辛いことがあった時、悔しい思い、やるせない思いを、
「恨み」「辛み」「嫉み」の3つの「み」に行くのではなく、
その悔しさをバネに向かう先のことだということや
壁が立ちはだかった時に、ウロウロ・もやもやすることで見いだされるものがあること
「7人の侍」から、あえて弱点のあるお城の話
ゆるやかな絆「ウィークタイズ」があることの大事さ、など
10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」
その内容は6/27(火)の中日新聞にも掲載されました。

質疑応答では、会場の方の質問に先生が答えて下さり、さらに学びが深まりました。

合間の休憩には
サザンオールスターズの「希望の轍」をとBGMにして

第二部は
NPOドリームゲートの10年の軌跡報告

10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」


「キャリア教育って何?」「なぜ始めたのか?」を冒頭に入れ、
活動報告を、今まで関わった子どもたち、大人たち皆さんと一緒に
山浦から色々質問させて頂き、トークリレー形式で行いました。

お仕事体験わくわくワークについて
小学校時代3年間も体験した子が高校生になって登壇。
地元で、知っているけど、その先の仕事や人を知らなかったところを知ることができた。
コロナで中学時代職場体験ができなかったから、あの時貴重な体験をしておいて良かった。
10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」

体験受け入れ企業さん(学校でのゲスト講師も)
10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」
なぜ受け入れて下さっているのか?きっかけやその思いについて
子ども達を受け入れてみて、子ども達へ授業をしてみてわかったことや気づいたこと


自分よのなか塾
1期生の小学生
10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」
参加前、自信が無かった自分が、主にプレゼン活動で自信がついた。
前は、学校で全く発表できなかったのが、今は1時間に4回は挙手、発表が出来るようになった。

2期生の小学生
10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」
逆に、普段何でもできて自信があった自分が、
うまく出来ない経験をして、上級生に助けられて成長することができた。

保護者
10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」

8年前、お子さん2歳の時にキャリア教育のお話を聞きに来たママ、
その子が小4になって参加した職場体験では、現場で表の良い所だけでなく裏の面倒くさい所も体験できたこと、
うまくいかない経験ができて挫折を味わい、そこからどう頑張るか?を学べた。お金じゃ買えない経験だった。

夏休みわくわく寺子屋
参加していた元小学生
10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」
小学生の頃、お母さんに勧められて行ってみたら楽しくて毎年参加していた現中学生
ケンカもたくさんしたけど、仲直りもした。他の学校の他学年、色々な大人と触れ合い、経験ができて自信がついた。
今は、お世話になった恩返しだと思って、中学生ボランティアとして参加している。


見守りスタッフ
10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」
10年前から、各活動を見守り、時にはけん玉名人、ストーリーテラーとして出演してくれているジーニー
自分は、子どもにとって、化学変化の「触媒」のようなもの。
バカやって、笑ってもらうホッとできる存在。活動には遊びがないと…

キャリア教育に出会った先生
10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」

中学校で、たまたまコミュニティスクールディレクターの代表山浦と出会い、キャリア教育を知った。
子ども達と共に「志」とは何か?一緒に考え、主に地域と連携した総合的な学習で、生徒の変容から学んだ。
異動した自分も、卒業した後の生徒達も、自分の軸を持った、コンパスを手にしたから進路や環境の変化にブレることが無くなった。
その後、ご自身が鬱になったこと、だから気づけたこと、だからキャリアが変わったことについても赤裸々にお話してくださいました

以上、それぞれの立場8名の声を聴き

代表からは
活動をしてきた中で大事にしている3つの力

・どこに行っても通用する力
・転んでも立ち上がる力(自助共助)
・やり抜く力


活動していく過程で変わってきた思い
引きこもりの若者や生活に困ってしまった方の就労支援もする中で

「幸せな大人になってほしい」
そして、成長する子どもたちのおかげで
「共に社会を創る仲間づくり」
だと思うようになったことをお伝えして
10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」

子どもにとっても大人にとっても
偶然や出会いがキャリアの8割を決めるという「計画的偶発性理論」を紹介して終了しました。

最後に玄田先生に感想と総評を頂き
「3つのカン(観、感、勘)」を育むことについて学びました。

エンディングのBGMは、高橋優さんの「明日はきっといい日になる」


最後は、玄田先生、登壇者の皆さまと記念撮影ちょき
10周年記念シンポジウム「希望のチカラ」


教育長や、校長先生、教頭先生、心の教室の先生、
ブラジル人学校の先生、キャリア教育コーディネーターなどの教育関係者、
地域の皆さま方、保護者、引きこもりの支援をしている方やその当事者
そして、寺子屋など活動の参加者やゲスト講師、見守りボランティア…
様々な立場のご参加下さり、

「元気が出た」「パワーをもらった」「自分も頑張ろうと思った」など
色々なお声を頂きました。

アンケート結果はまだ集計中です。

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はるばる磐田まで講演にいらして下さった玄田有史先生

登壇して下さった8名の皆さま

そして
共催してくださった。磐田市立中央図書館の職員の皆さま

会場運営して下さったアミューズ豊田のスタッフの皆さま

最後に
ドリームゲートの活動を支えてくれているボランティアスタッフのみんな

本当にありがとうございましたキラキラ

次の10年も、共にがんばりましょう!



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