静岡理工科大学「お理工塾」
8月18日(日)
静岡理工科大学で、小中学生向けの教室「お理工塾」が開催されました。
様々な学部で、工夫を凝らした実験やワークショップが行われ、
大学の生徒さんや教授が理科を教えてくれる、その名の通り「お利口」になっちゃうイベント♪
今年から始めたイベントで人気も高かったようです。(講座によっては応募多数で抽選になったらしい)
▼講座内容はこんな感じ
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1.お湯で発電しよう! (機械工学科 十朱研究室)
2.紫キャベツの虹色実験(物質生命科学科 有機化学研究室)
3.紙ブーメランを作ろう!(学生サークル 鳥人間を目指す飛行機研究会)
4.だれでも簡単にできる紙飛行機を作って飛ばしてみよう(機械工学科 安教授)
5.電気をはかってみよう!電気を見てみよう!(総合技術研究所 恩田客員教授)
6.葉脈標本をつくろう! (学生サークル 生き物係)
7.作ってわくわく!不思議なシャボン玉(教職課程 学生有志)
8.振動ロボットを作ってみよう!(学生サークル M.C.F)
9.エンジンの分解・組み立てにチャレンジ(学生サークル 自動車部)
10.白色LED点滅キットを組み立ててみよう!(電気電子工学科 山本研究室)
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ホームページでの案内は
http://www.sist.ac.jp/lec/000010.html
http://www.sist.ac.jp/pdf/rika-fukuroi2013
私は申込みをしそびれたので見学だけ、と2年生の娘を連れて、遊びに行きましたが、
ラッキーなことにたまたま覗かせていただいた教室で席が1つ空いているからどうぞどうぞ!と優しい生徒さん(≧∇≦)
ドタキャンがあったのでしょうか、本当に1つ席が空いていて未使用の実験キットが…!
しかも!たまたま一番興味があった「紫キャベツの虹色変化」の教室でした。
紫キャベツをちぎってモミモミして、色水を作ります。
こんなきれいな紫色になりました。
そこへ、以下のものを加えると色に変化が!
・5%クエン酸水溶液
・3%炭酸水素ナトリウム(重曹)水溶液
・1%炭酸ナトリウム水溶液
・ホウ酸飽和水溶液
・レモン汁
・スポーツドリンク
・洗濯洗剤
・虫刺されの薬(キンカンでした)
とってもきれいな、文字通りの虹色になりました!!
秘密は酸性、アルカリ性による変化
紫が赤や青、緑、黄色に変化する色水に子供たちは楽しそうでした(o^^o)
この講座の担当、理工学部物質生命科学科の教授が
「次はどうなるのかな?という探究心が育てば」
とおっしゃっていたのがまたステキでした!
こうした
縦の関係(小・中・高校・大学)もとても有意義だなと思います。
子どもたちは、普段大学生に触れる機会はないので、親や先生よりも歳が近いお兄さんお姉さんは身近な憧れの存在になると思います。
教授がおっしゃていましたが、こういう活動は、
生徒さんにとっても「教えることが学び、刺激になるから良い」とのこと。
うーん。先日キャリア教育コーディネーターの授業でやった
「記憶の定着率」だ。
・「聞く」「見る」だけでは20%以下。
それが
・「体験する」「人に教える」となると80%以上
になるそうです。
教えるためには、自分が体得していないとダメですものね。
とってもいい体験をさせて頂きました。
申し込みをしなかったのに見学のつもりが参加させて頂き、申し訳ない気もしました。来年はちゃんと申し込みします。
優しいお姉さん(生徒さん)、そして教授、本当にありがとうございましたm(_ _)m
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