認定キャリア教育コーディネーター育成講座

今日は「いわたサイエンスフェア」でした!とても刺激的な一日でした。
その様子はまた後日アップします。

その前に、
7/27(土)から毎週土曜日、通い始めた「認定キャリア教育コーディネーター育成講座」について少しずつ書きます。

↓こちらで教えていただいています。
NPO法人アスクネットさんの講座

これは経済産業省が母体となっている「キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会」が資格発行しています。

これにも歴史がいろいろあり、文部科学省だけでは難しい、生きる力を育む教育として経済産業省や厚生労働省などが絡み
民間人を活かそうということで、全国で取り組みがなされています。

神戸では、震災や酒鬼薔薇事件があったことで、全国に先駆けて地域で子どもを育てようという思いがあり今のキャリア教育のベースになる動きがあったそうです。

今のニート・引きこもり問題に対しても、全国が危機感を感じて様々な取り組みをしています。
が、まだまだバラバラです。

今回この名古屋の講座に集まったメンバーも、
・愛知県内の子育てNPOの代表の方、
・大学院で教育経営を学び今人材派遣会社でキャリアコンサルタントをしている方、
・ハローワークで大学生へのキャリアカウンセリングをしている方、
・岐阜のキャリア教育NPOの職員さん、
・福井の商工会で子どもの起業家育成をしている会社の経営者の方、と様々です。

各地での取り組みは様々。情報交換をするのもお互いに刺激がいっぱいです。
距離を超えて思いが同じ仲間が出来て嬉しい限り。


さて、講座では
まずは、「キャリア教育って何?」ということを学びました。

キャリア教育とは、一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育
(文部科学省 平成22年度第二次審議経過報告)より


もっと詳しくはこちら↓
http://www.human-edu.jp/careeredu

じゃあ、キャリアって何?
という話にもなってきますね。。

キャリアとは↓
人は,他者や社会とのかかわりの中で,職業人,家庭人,地域社会の一員等,様々な役割を担いながら生きている。
これらの役割は,生涯という時間的な流れの中で変化しつつ積み重なり,つながっていくものである。
また,このような役割の中には,所属する集団や組織から与えられたものや日常生活の中で、特に意識せず習慣的に行っているものもあるが,人はこれらを含めた様々な役割の関係や価値を自ら判断し,取捨選択や創造を重ねながら取り組んでいる。
 人は,このような自分の役割を果たして活動すること,つまり「働くこと」を通して,人や社会にかかわることになり,そのかかわり方の違いが「自分らしい生き方」となっていくものである。
 このように,人が,生涯の中で様々な役割を果たす過程で,自らの役割の価値や自分と役割との関係を見いだしていく連なりや積み重ねが,「キャリア」の意味するところである。
(中央教育審議会「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)」(平成 23 年1月 31 日
))


何だか難しくなってきました^^;
人生における自分のいろいろな役割の中で、人との関係や自分自身を積み上げていくこと、というような感じです。

・・・と、こんな感じで
まずはいろいろな定義や歴史、各地の取り組み例を勉強しています。

文部科学省によるキャリア教育のwebサイトでは、
日本の子どもたちは、諸外国に比べ
学力はあるのだけれど、学習意欲がなく、勉強する意味も、それがどう将来につながって行くのかもわからない


という悲しい結果がでています。

様々な環境がそうしていることはわかっているので、そこをどうするか?が
コーディネーターの出番になるワケです。

160万人もいると言われているニート・引きこもり、孤立無業者・・・
きっと勉強ばかりで、生身の経験(挫折、成功、コミュニケーション、理不尽なこと)がなく、体力がなくなってしまっただけなんだと思います。

道はいくらでもある、と私は個人的に思います。
いろいろな大人が、いろいろな仕事や生き方を、苦しくもやりがいを持って生きている姿を見せることが、一番のキャリア教育ではないかなと思います。
親や先生含め、それ以外にもどこかの大人に認められたり、叱られたりして、強くたくましくなっていくのではないかなと。おせっかいおばさんは思うわけです。

明後日は第3回目の講座があります。
またお伝えします。


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