11月15日
初の試み!コロナ予防のために考えた企画。
磐田市
zoomでわくわくお仕事インタビューを行いました。
市内4ヵ所にスタッフがカメラマンとして伺い、
仕事人4名(パン屋さん、金属加工業、ネイリスト、トリマー)をリレーで繋ぎ、
zoomを使って見学、仕事人目線の体験、聞きたいことを聞く時間を取りました。
合間で、聞いた事を改めて振り返る時間、休憩時間を取りながら進めました。
zoomがハードルが高かったのか?日程や時間が合わないのか?
なかなか参加人数が集まらず、4年生にも声掛けした結果、ブラジル人学校の児童が4名、公立の学校の子が3名参加となりました。
裏方では、ボランティアで
中学3年生が一緒に運営をしてくれました^^
1か所目は、ベーカリーカフェ「トラスパレンテ・ラ・ルーチェ」さん
テレビの中継のように、お店の外から入らせていただき、中を案内して頂いて、
店長さんやカフェスタッフさんの目線カメラに切り替えて、実際の仕事の様子を見せて頂きました。
パンを焼く大きな窯に子ども達はびっくりしていました。
「どんな気持ちでパンを作っていますか?」という質問には
「”おいしいパンをお客様に食べて頂きたい”と思って、心を込めて作っています。本当にそれで美味しくなります。」
というお答えを頂き、感動しました。
市の協力があり、しっぺい君もお客さんとして出演してくれましたよ。
続いて、金属加工の会社「マスダテクノ」さん
新聞やテレビにも取り上げられて話題になった、非接触のツールを紹介して
金属はどんなもの?という質問に「鉄とステンレスが主に扱っている金属です」という回答。
実際に、鉄を切ったり、曲げたりする所を仕事人目線カメラで。
溶接でくっつける所は、離れた所から火花が散る様子、くっついた鉄の板を見せて頂きました。
粉飾塗装という塗装では、大きな窯が使われていて、「パンも焼けるよ」と聞いてビックリ。
他にもアイデアたっぷりの面白い商品に、親御さんも乗り出して見ていました。
3店目は、ネイルサロン「Couture」さん
子連れで来ることが出来るサロンとしての工夫や
実際のケア、ジェルネイルの様子を見せて頂きました。
途中でインターネットの不具合で途切れ途切れになってしまいましたが、ジェルを固めるためのUVランプ、磁石で模様を作るデザイン!
最新の技術を教えて頂き、理科と繋がってるな~!と気づきました。
金属のヘラやニッパーなども使われていて、金属加工の会社との繋がりも感じました。
子ども達からの質問で、流行りの「鬼滅の刃」のデザインの話が出て、いろいろと聞いていました。
そして、最後に、「犬の美容室スマイル」さん
またまたしっぺいが登場!犬の美容室だもんね♪
トリマーさんは、ジェルネイルのお陰でケガをしない話をしてくださり、1つ前のネイリストという仕事との繋がりに触れてくださいました。
実際のシャンプーの様子、毛を刈る様子、爪を切る様子など
どんなことに気を付けているか?分かりやすく説明をしながら目線カメラで見せてくださいました。
最後の質問で、6年生から「失敗しちゃうことはあるんですか?」
それに対して「そりゃありますよ~、でもね、失敗したことはちゃんと認めて、飼い主さんに本当にごめんなさい、と説明して謝ります。そして次に同じことをしないようにする。失敗しない仕事なんてないから。次に活かすことが大事です」と教えてくださいました。
それに対して、その子の振り返り、
「今日学んだことから小学生の自分のはどうする?」という問いに「失敗を恐れずレッツゴー」でした。すごい!
どの
仕事人の皆さまの目線はやっぱり面白くて、お話も、商品やサービスも興味深くて、子どもたちの質問も、その答えも深いものがありました。
最後の子どもたちの振り返りは、どの子もちゃんと自分ごとになっていて、感動しました。
それぞれで見たこと聞いたことをメモし、その中で1つ、想像と違ったことやびっくりしたことなど感じたことを発表。
最後に「小学生の自分が今から頑張りたいこと」をフリップで宣言。専門家を目指したい、色々見て聞いて自分だったら?と想像してみる、今を楽しむ、などの声が出ました。
やっぱりリアルの方が良いけれど、大人も子どももオンラインという勉強の機会にもなったと思います。
チャットも反応も使いこなしてくれました。
企画側は、画コンテ書いて、キュー出しして、番組制作のようでした。
中学生のサポートがあって助かりました。
実際裏方はこんな感じ^^;
どこまで準備して良いか分からなかったけど、やっぱりやってみないと分からない!
これこそがキャリア教育かと思います。大人だってチャレンジ!
お仕事を見せてくださった事業者の皆様、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
~参加者の方の声~
楽しかったので、今度は漫画家とか自分の夢の職業の人の話が聴きたいです。
お話を最後までちゃんと聞けるのかな?と正直不安に思っていましたが、チャットで参加したりと受身(話を聞く)だけではなく、自主的に参加(こちらから発信)できたことはとてもよかったと思います。